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はじめに
「ホームページはあるけどSNSはほとんど使っていない」
「SNSは更新しているが、ホームページと連動していない」
こうした状況では、それぞれの強みを活かしきれず、集客チャンスを逃している可能性があります。
この記事では、旅館のSNSとホームページを連携させて、集客効果を最大化する方法を、具体例とともにわかりやすく紹介します。
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なぜSNSとホームページの連携が重要なのか?
SNSとホームページの役割の違い
- ホームページ:予約・アクセス情報・サービス詳細などを網羅的に伝える「公式の案内窓口」
- SNS:リアルタイムな情報発信・ブランディング・ファンとの関係構築に特化した「接客ツール」
それぞれを連動させるメリット
- SNSからの流入をホームページで受け止め、予約や問い合わせにつなげられる
- ホームページで得た信頼をSNSの“人となり”で補完できる
- 同じ素材(写真・キャンペーン情報)を複数チャネルで再活用できる
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SNSと連携したホームページ活用法
SNS埋め込み・リンク導線の設置
- ホームページのフッターやサイドにInstagramやX(旧Twitter)のリンクを設置
- Instagramの投稿をギャラリー風に埋め込むと、写真の更新がそのまま集客コンテンツに
- 「SNSで話題のプラン」などを導線にした特集ページとリンクするのも効果的
SNS用ページ・専用URLの設置
- SNS投稿からアクセスする専用の「ランディングページ(LP)」を設ける
- キャンペーン、プレゼント企画、モニター募集などSNS限定ページの導入もおすすめ
- 「〇〇旅館_春の限定プラン」など、ハッシュタグと合わせたURL設計が有効
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旅館と相性のよいSNS活用事例
Instagram:ビジュアル重視の相性◎
- 客室、料理、温泉などの「映える写真」と相性が良い
- 「#○○温泉」「#おこもり旅」など地域やテーマのハッシュタグを活用
- 定期的な投稿で「ブランドの世界観」を発信
- ホームページの写真と同じ素材を活かしつつ、加工や構成をSNS向けに最適化
X(旧Twitter):リアルタイム性と話題性
- イベント情報や天気・桜の開花状況など「旬な情報」を発信
- フォロワーとのやりとりで親しみが生まれる
- キャンペーン情報の拡散には相性が良い
LINE公式アカウント:リピーターづくりに最適
- チェックアウト後のサンキューメッセージや再訪問の案内
- 限定クーポンやスタンプカード機能でリピート率UP
- 予約との連携やチャットボットの導入も検討可能
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SNSとホームページの連携でよくある失敗と対策
SNSだけに頼りすぎる
- SNSは流れが早く、投稿が埋もれやすい
- 重要情報(予約・アクセス・プラン)は必ずホームページに集約する
- SNSはあくまで「興味づけ」、ゴールはホームページでのアクションに
ホームページがSNSと違う世界観
- SNSはおしゃれなのに、ホームページが古くて不統一…というミスマッチは逆効果
- デザインや文体を近づけることで、ブランドの一貫性が伝わる
- 写真・フォント・色味などを共通化するのがポイント
更新が面倒になり放置される
- SNSもホームページも「無理のない頻度」と「運用ルールの明確化」が必要
- 更新性を高めるCMS(更新システム)やテンプレート設計も有効
- 詳しくは 旅館ホームページ制作の完全ガイド を参考に
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まとめ
- SNSは旅館の魅力をリアルタイムかつ親しみやすく伝える強力なツール
- ホームページと連携させることで、予約や問い合わせに自然につなげられる
- SNSごとの特徴に合わせて使い分け、無理なく継続できる体制づくりが重要
- デザイン・構成・世界観の一貫性が、ブランド力と信頼感を高める
- SNS×ホームページのハイブリッド運用で、集客力を最大化できる
SNSと連動したホームページ設計に関心のある方は、まずはお気軽にご相談ください。
BUD.DESIGN へお気軽にご相談ください。